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FXスナイパーガールズ勉強会 -Vol.4-

岡安先生のFXファンダメンタルズ講座

急成長したスナイパーガールズ

岡安:これまでの勉強会で基本的なことはすべて話したと思うのですが、今後、もしFXを続けていくなら、デモと本番は全く違うということを覚えておいてください。
デモは短期間の勝負ですから、勝ち方としてトレンドの方向を見極めたとき、大きな金額でドンと勝負をかけたり、実際の取引ではあまりやらないようなことをやったのではと思います。ほかにもデイトレだとかスキャルピングだとか、さまざまな方法がありますが、皆さんはどうしましたか?

うっきー:スキャルピングはよくやってました。とくに夜中の12時過ぎは頻繁にやってました。

岡安:うっき~の成績が良かったのは何が良かったと思う?

うっきー:この企画のミッションで通貨担当制というものがありましたよね。あれで、私はユーロの担当になったのですが、私にとってはすごくやりやすい通貨でした。とくにユーロは値動きが大きくて旬の通貨なんて言われてましたし。

岡安:それはラッキーだったですね。確かに5月の連休明けあたりからユーロの価値が大きく下がったりしたので、そのトレンドをつかめていたら大きな利益が出たでしょう。しかし、その逆の可能性だってあったはずです。
ところで、情報は新聞などで入手していたの?

うっきー:これでも新聞はよく読むんですよ。スポーツ新聞だけど(笑)。

りりあん:私はネットで経済ニュースをチェックしてました。そういう意味では、この期間中にずいぶん変わりました。
テレビの経済ニュースをよく見たり、みんなで仕事の帰りに経済ネタで盛り上がったり。

セナ:あと、ツイッターもよく見てました。3人ともツイッターをやっているのですが、経済情報を仕入れるのに役立ちました。

岡安:すごい成長ですね。最初は「為替って何」って言っていたレベルだったのに(笑)。

長期、中期、短期的に考えられる為替変動の要因

岡安:FXのおもしろいところは、知的な戦いであることでしょう。
みんなのように知識が増えてきて、いろいろなことが理解できるようになってくるとどんどんおもしろくなっていくと思います。例えば最初は金利の意味もよく理解してなかったですよね。金利も為替変動に大きな影響を与えると説明しましたが、この期間は日米の金利差がなかったため、金利差による為替の影響はほとんど見られませんでした。このほかにも国際収支も為替変動の要因になりますが、覚えてますか?

うっきー:貿易収支とか?

岡安:そうです。日本に入ってくるお金と日本から出ていくお金。例えば最近は中国による日本国債の買い越しが話題になってますが、これも円高のひとつの要因になります。
為替変動の要因はさまざまですが、金利や国際収支は長期的な要因。中・短期的には、例えば投機マネーが考えられます。
投機マネーはヘッジファンドなどに代表されるものですが、彼らはたくさんの投資家からお金を集め、そのお金にさらにレバレッジをかけて巨大なお金を動かしています。そうすると、マーケットもそれに反応するのですが、その動きは中・短期的にとらえられます。というのは、例えば彼らが売りのポジションをとっていたら、いつかは買い戻さないと彼らの利益にならないからです。

簡単にはできない為替介入

岡安:このほかの為替変動の要因としては最近、話題になっているのが各国の通貨政策です。
近年、アメリカやヨーロッパでは自国通貨が安くなった方がいいと思っています。そして、日本は円高になっています。ところで、この円高はいいこと?悪いこと?

うっきー:両方!

セナ:これは習いましたよね。たしかよくないことだったと思います。

岡安:そうですね。輸出企業にとっては非常に困ったことになります。日本の製品を海外へ輸出する際、円高ならその製品の価格は高くなります。一方、円安ならその製品の価格は安くなる。ですから円安の方が他国の製品にくらべて価格競争力が強くなり、日本の製品を海外で売りやすくなります。そのため、日本の輸出企業は現在の円高をうけ、日本政府に対して為替介入をして円安にするよう強く求めています。

りりあん:じゃあ、どうして介入しないの?(※9/9現在)

岡安:アメリカは現在、この不況から抜け出すために輸出量をもっと増やしたいと考えています。
また、ヨーロッパのドイツやフランスは現在のユーロ安の恩恵をうけ、輸出が好調です。ですからアメリカもヨーロッパも日本の円が自国の通貨に対して安くなっていくことは歓迎していません。
こういう状況のなか、もし日本が為替介入を行って円安にしたら、欧米から苦情が出る可能性があります。
さらに、為替介入というのは自国だけでなく、相手国も同調して介入してくれないと効果が半減します。
また、現在の外国為替の取引高は過去に比べてかなり巨額になっており、日本だけの単独介入による効果を疑問視する声が高まっています。
そして、この疑問のとおり介入の効果がなかった場合、投資家は円高のトレンドを変える力を日本政府はもっていないと判断し、さらに円高が進むという危険があります。これら為替変動の要因などについて、もっと詳しく知りたい場合は私の本を読んで勉強してください(笑)。