
外国為替証拠金(以下FX取引)取引とは1998年の外為法改正で、これまで外国為替公認銀行によってのみ許可されていた外国為替売買の制限が撤廃されたのをきっかけに国内で急速に広まった外国為替取引です。
しかしFX取引はこれまで説明してきたインターバンクでの外国為替売買と異なり、証拠金と呼ばれる担保金として入れた金額に基づいて信用枠が供与され、実際に担保として入れた金額の何倍もの売買が可能(レバレッジ効果)となるハイリスク・ハイリターンの金融商品です。
売買損益は当初預けた証拠金(証拠金)ではなく、レバレッジ効果が効いた金額によって計算される事になります。
したがって外国為替証拠金(証拠金)取引は当初の資金(元本)に直接損益が反映される外貨預金とは仕組みが異なりますので注意が必要です。
もしも自分の思惑通りに相場が進めば、利益も大きくなると言う資金効率の良さがある反面、相場が反対に動いてしまうと損失も大きくなります。
例えば、1ドル=100円のとき100万円分(1万ドル)の外貨預金を行っていた場合、1円変動すると±1万円となりますが、FX取引で同じ100万円の担保金で運用するなら(10万ドル運用)、1円変動すると±10万円となります。つまり、運用する側から見ると同じ100万円の運用でもレバレッジ効果により運用額を大きく出来るという特徴から、ハイリスク・ハイリターンの金融商品であるといわれています。
現在のFX取引のレバレッジは規制により25倍までとなっています。
(弊社の証拠金の計算方法についてはこちらをご覧ください。)
また、外国為替証拠金(証拠金)取引では為替の変動による差損益が発生する他にスワップポイントと呼ばれる「金利差調整分」が発生します。例えば豪ドル/円の取引の場合、2011年7月現在では日本の金利の方が豪ドル金利よりも低いので、豪ドルを買って持っていれば豪ドルと日本円の金利差調整分が受け取れますが、逆に豪ドルを売って持っていた場合は豪ドルと日本円の金利差調整分を支払わなければなりません。
スワップポイントも売買損益と同様にレバレッジ効果が効いた金額によって計算される事になり、担保金を基に計算されるわけではありません。したがってFX取引のスワップポイントは外貨預金の金利に比べて高いということではなく、レバレッジ効果により資金効率が良いということにしか過ぎません。
FX取引の場合、一回に売買する金額も大きくなりますので、円より金利が高い通貨を買って持っていたとしてもスワップポイントで入って来る金額よりも為替変動によるプラスマイナスの方が大きく損益に影響してきますので注意が必要です。
外国為替取引は値幅制限がない分、大きく相場が動く可能性もあります。ある時は一日で5銭しか動かないのに、戦争などで一日で5円以上動く事もあります。
資金効率が良い反面、レバレッジ効果により投資金額より大きいポジションを持つことになりますので、マーケットの変動幅に比べて大きな損失を被るリスクがあります。
スワップポイントは常に金利動向に影響を受けるので、想定されたスワップポイントの受け取りや支払いが出来ない場合があります。またこれまでスワップポイントを受け取れていたのに、金利が変動して支払いになる場合もあります。
一時的な市場の流動性低下で取引したい時に市場で取引されている価格で取引出来ないリスクがあります。
為替市場は非常に流動性が高いマーケットですが、状況によっては、お客様が保有するポジションを決済することや、新たにポジションを保有することが困難となるリスクがあります。
業者の経営状態悪化により、投資家への債務の全部、または一部が不履行になったり、証拠金の返還やスワップポイントの支払いが実行されないリスクがあります。
なおFOREX.comでは、信託保全100%を保証しています。お客さまから預託される証拠金等について、分別管理信託口座を利用することによって、自己の固有財産と区分して管理しています。 この信託の委託者は弊社ですが、信託の「元本受益者」はお客さまとなり、弊社に破たん等の非常事態が生じた場合でも、お客さまの資産は100%保管されます。信託保全のページで詳細をご確認ください。
狭義では流動性リスクに入るとも言えますが、外国為替証拠金(証拠金)取引をインターネット専用で行う場合、お客様のシステム障害だけではなく通信回線や業者側のシステム障害により注文が出せないリスクがあります。
なお弊社のリスク開示については以下をご覧ください。FX取引は非常にリスクが高い商品です。リスクを熟知した上でお取引を開始して下さい。
また弊社ではデモ取引もご用意していますので、FXの基本的な事がわからなかったり、操作方法に慣れるまではデモ取引で練習されるよう強くお薦めしています。


















